気になる病気と症状辞典

カビやほこりなどを吸い込んで発症する、アレルギー性の肺炎

カビやほこりなどを吸い込んで引き起こされる、アレルギー性の肺炎です。
ジメジメした梅雨の時期に増殖するトリコスポロンというカビが病原体となる「夏型過敏性肺炎」、牛の飼料にする牧草に生えるカビが原因となる「農夫肺」、エアコンや加湿器のフィルターに繁殖したカビによる「空調病・加湿器病」、鳥のフンが乾燥して粉末状に成ったものを吸い込んで起こる「鳥飼病」など、様々なタイプに分類されますが、「夏型〜」が一番多く、全体の75%を占めています。

いずれも症状は共通しており、咳や呼吸困難、発熱、全身倦怠感、体重減少などが現れ、重症化すると血痰や動悸などがみられることもあります。

治療の基本は原因となる病原物質の隔離と除去となります、重症例には副腎皮質ホルモン(ステロイド)薬などの薬物療法が有効となります。ただし、病状が治まっても、再び原因物質に接触すれば、さらに深刻な症状を引き起こし、肺線維症を誘発して呼吸不全になることもあります。再発の予防には、空調などの徹底した清掃が必要です。


 
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