気になる病気と症状辞典

正常な夫婦生活があって、3年以内に妊娠しない状態

子供を希望しながら2年以上子供のできない状態を不妊症といい、女性側に明らかな不妊の原因があるものを女性不妊、男性側に原因があるものを男性不妊といいます。
もちろん、双方に原因のある場合、どちら側にも原因が見当たらないという場合もあります。

不妊症

また、結婚後一度も妊娠したことがないことを原発性不妊、過去に妊娠ないし出産した経験はあっても、そのご不妊であることを続発性不妊といいます。

不妊症の原因
夫婦の約1割は不妊症とされており、原因は、男性、女性、そして療法にそれぞれ1/3づつあるといわれています。女性の原因としては、無排卵性月経や黄体機能不全などの卵管障害、子宮発育不全や子宮内膜症子宮筋腫などの子宮障害、あるいは卵管狭窄、卵管閉鎖などの卵管障害が考えられます。

男性側に起因する不妊(男性不妊症)では、精液中の精子の数が少ないことや、早漏などで受精させる力が弱いケースが多くみられます。精子の数が減少する理由としては、ほかの病気で精子を作る機能を失ったことや、精管が詰まっていることが考えられます。

不妊症の治療
まず、基礎体温を測ります。その他にホルモン負荷試験や子宮卵管造影などで原因を探ります。排卵異常に対しては、排卵誘発を行ないます。最近では下垂体ホルモン剤、クロミフェンなど、優れた排卵誘発剤が、効果をあげています。

卵管通過性障害があるときは、卵管通気法、卵管通水法などのを繰り返して通過性の改善を試みます。これで効果が上がらない場合は、卵管形成術で手術的に再疎通を行なうこともあります。

卵巣ホルモンの分泌異常に対しては、ホルモン療法を行ないます。ただし、性ホルモンの投与はかえって排卵を抑制したり、不正出血の原因になることがあるので、専門医の指導のもとに慎重に行なうことが必要です。

また、自然な妊娠が難しい場合は、人工授精や体外受精なども選択肢の一つとなります。不妊治療にはさまざまな方法があり、なかには肉体的・精神的負担になるものもあります。費用もそれなりにかかります。まず、当人同士の理解と協力、根気が大切です。医師と信頼関係を築いて、焦らずにじっくり治療しましょう。


 
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