気になる病気と症状辞典

、顔の片側に「刺すような」激しい痛みが突然起こる病気です

三叉神経痛とは、目・鼻から耳にかかる一帯・口や顎の部分の3つに枝分かれした神経(三叉神経)がなんらかの刺激を受けて、顔の片側に「刺すような」激しい痛みが突然起こる病気です。
中年以降の女性によくみられる神経痛の代表で、俗に顔面神経痛として知られています。

三叉(さんさ)神経痛

三叉神経痛の症状
痛みは顔面の片側に急激に起こり、「焼けるような」「電気が走るような」「刺しえぐるような」などと形容される激しい痛みに襲われます。ときには後頭部や肩まで痛むことがあります。
あくびやくしゃみ、会話、歯のかみ合わせ、食事、洗顔、冷たい水や風などが引き金となって痛みの発作が起こり、数秒〜数分間続いて、短い休止があってまた再発するというパターンを、数時間繰り返します。この状態が、数日からときには数ヶ月間続くこともあります。

三叉神経痛の治療
最初は、発作を予防する効果のある、抗てんかん剤のテグレトールを試してみます。
1日2〜3錠が有効とされていますが、テグレトール自体にめまいや湿疹を引き起こす副作用があるので、最初は半錠からはじめます。テグレトールが効かない、副作用のために使用できない、痛みがひどくて日常生活に支障をきたす場合は、麻酔薬による神経伝達のブロックや手術、ガンマ・ナイフ放射線治療などが行われます。

手術方法は、耳の後ろに約5cmほどの皮膚切開を行ない、その周囲の剃毛を行います。
開創した後に500円玉程度の大きさの開頭を行い、圧迫している血管を神経から分離させて、両者の間にスポンジを埋め込みます。原因が腫瘍であれば、腫瘍を切除する手術が行われます。

ガンマ・ナイフというのは、多方向から、放射線を目標に向かって集中的に照射して、周りの正常組織に当たる放射線の量を減らす治療法のことです。脳腫瘍の治療にも使われていますが、最近この放射線を三叉神経の根元に照射すると、三叉神経痛に効果があることが分かってきました。


 
Copyright 2014 気になる病気と症状辞典 All Rights Reserved.