気になる病気と症状辞典

手足の左右の同じところにしびれが出て、脱力や筋力の低下、感覚が鈍くなる

ギラン・バレー症候群とは、風邪の症状や下痢の後に手足の左右の同じところにしびれが出て、脱力や筋力の低下、感覚が鈍くなるなどの症状が出る病気です。症状は2〜3週間でピークに達しますが、その後は少しずつ自然に回復していきます。
ギランとバレーというフランスの神経病学者が報告した病気なので、この名前がつきました。

デューク東郷(ゴルゴ13)も劇画内では第3巻(1969年!)からこの病気を発病していますし、最近では川口順子・元外務大臣がギラン・バレー症候群であることを自ら発表しておられるので、病名をご存知の方は多いと思います。

ギラン・バレー症候群の原因
ウイルス感染がきっかけで免疫機能が異常な反応を示し、さまざまな神経炎を引き起こすものです。この自己免疫異常によって神経線維の絶縁体の役目をしているミエリンがが傷つけられ、神経伝達に支障をきたして発症すると考えられています。

ギラン・バレー症候群の治療
急性期には副腎皮質ステロイド薬の大量服用が有効です。重症の場合は、自己免疫異常の原因となっている交代を減らす目的で、血漿交換(体外循環回路に患者の血液を通し、抗体を含む血液を捨てて、代替血漿を体内に戻す方法)が行なわれることがあります。
治療によって8割は完全に回復しますが、2割には障害が残りますので、リハビリテーションが必要になります。


 
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