気になる病気と症状辞典

約7%が悪性ですが、早い時期ならば健全な方の卵巣を残すことも可能

p>卵巣は女性の身体を支配するホルモンを分泌している大事な臓器ですが、比較的腫れ物(腫瘍)ができやすい場所です。腫れ物の種類は多いものの、約90%は卵巣嚢腫と呼ばれるものです。
卵巣嚢腫は卵巣の中に分泌物がたまったものですが、何故そうなるのか現在のところわかっていません。

卵巣嚢腫

嚢腫は、嚢(袋)の中に透明な液体が入っている漿液性、ゼラチン上の物質が入っているムチン性、毛髪や骨など皮膚を構成する組織が入っている類比性の3つが代表的です。
ほとんどが良性腫瘍ですが、悪性に変わるものもあるので、定期的な検査は欠かせません。

卵巣嚢腫の症状
初期は無症状で、嚢腫が大きくなるに連れて、おなかが膨れてきます。おなかに触れるとしこりが感じられるようになり、腰痛も起こってきます。進行すると、膀胱を圧迫するようになり、頻尿や残尿感などをともないます。
また、嚢腫の茎がねじれることもあります(茎捻転)。急にねじれた場合は、激しい腹痛や嘔吐がみられます。

卵巣嚢腫の治療
卵巣嚢腫は検診などで偶然に発見される場合は別として、相当大きくならないと発見できにくいこと、また良性なのか悪性なのか、また良性としても、どの嚢腫かなどということから、開腹手術しなければならないことがほとんどです。

悪性の場合はただちに処置しないと生命に関わることがあり、良性でも放置していると、がんに変化したり、茎捻転を起こすこともあるので、卵巣嚢腫と診断されたら手術が必要となります。

卵巣嚢腫では約7%が悪性といわれていますが、早い時期ならば健全な方の卵巣を残すこともできます。その場合は、妊娠、出産も可能で、一部でも残しておけば、卵巣の機能は保持できます。


 
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