気になる病気と症状辞典

女性は尿道が短く外尿道口が膣や肛門に近いために、発症率が男性の2倍

腎盂腎炎とは、大腸菌などの細菌が膀胱から尿管を逆流し、腎盂や腎実質(皮質)に感染して強い炎症を起こす病気です。上気道炎などから、細菌が血液を通って腎臓に感染する血行性のものもあります。
膀胱尿管逆流や、腎結石・尿管結石尿管狭窄膀胱炎があると罹患率が高まります。また、女性は尿道が短く外尿道口が膣や肛門に近いために、男性に比べて発症率が2倍となっています。
急性段階で正しい手当てをすれば比較的簡単に治りますが、不摂生をしたりして放置すると、10〜20年かけて慢性状態に陥る危険性があります。

腎盂腎炎

腎盂腎炎の症状
急性の場合は、悪寒とともに高熱が出て。腰や脇腹、背中などに鈍痛が起こります。吐き気や嘔吐をもよおし、排尿時の痛みや頻尿、血尿などが出ることもあります。

腎盂腎炎の治療
急性の場合は安静にし、尿中の細菌に有効な抗生物質を2週間ほど使用します。そして治療中止後も、少なくとも半年は経過を観察して、再発があれば同様の治療を行なって慢性化を防ぎます。
患者さんは自分の判断で抗生物質を使用したり、注しないことが必要です。その菌に効かない抗生物質を無駄に使用すると副作用が起こり、また完全に治らないうちに服用をやめると慢性化する恐れがあります。

慢性の場合は、病気を治すよりも、むしろ進行をとめることが主で、急性症状がみられれば、尿の細菌にあった抗生物質をかなり長期間使用すことになります。


 
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