気になる病気と症状辞典

子宮を支える靭帯や骨盤底の筋肉が弱くなったために起こります

子宮下垂は、子宮が下がって膣内にとどまっている状態をいい、下腹部に違和感や圧迫感があります。子宮を支える靭帯や骨盤底の筋肉が弱くなったために起こります。
靭帯や筋肉が弱くなる原因としては、加齢のほか、妊娠や分娩によって膣や子宮を支えている組織が緩んだことがあげられます。

子宮下垂の症状
下腹部の違和感や圧迫感のほか、尿失禁がみられることがあります。視診や内診によって、容易に診断できます。また、腹圧を加えることにより、子宮下垂の程度は増悪するので明確に診断できます。

子宮下垂の治療
ペッサリー挿入法と手術があります。どの治療法を選ぶかは、子宮の下がっている程度などによって異なります。ペッサリー挿入法では、ベッサリーを膣内に入れて、子宮を上にあげて固定します。
この方法を続けるには、1〜2ヶ月に一度診察を受ける必要があり、場合によってはペッサリーの交換をすることもあります。

手術は、妊娠を希望しない場合は、子宮を摘出して膣壁を縫い縮める前後膣壁形成術、子宮を温存する方法としては、子宮頚部を切除して膣液を縫い縮めるマンチェスター手術があります。
高齢者で性生活のないひとには、前後の膣壁を縫合するルフォー氏手術を行ないます。


 
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