気になる病気と症状辞典

タンパク尿や血尿などが1年以上続き、腎臓のはたらきが低下する病気

タンパク尿や血尿などの腎炎の症状が1年以上続くもので、しばしば高血圧を合併します。原因の多くは腎臓の糸球体(尿をつくるために血液を濾過するところ)がなんらかの形でダメージを受けたものですが、正確な発症時期がわからないことがほとんどです。

腎臓のイメージ

慢性腎炎の症状
タンパク尿や血尿がみられ、症状が進むと、むくみや高血圧も現れてきますが、その経過はさまざまです。ただ、初期にはほとんど自覚症状がないため、風邪をひいたときや健康診断、妊娠時などの尿検査で、タンパク尿が検出されて、偶然発見されるケースがほとんどです。進行して慢性腎不全になって初めて気付く人も多いのです。

慢性腎炎の治療
早い時期に腎生検という検査(腎臓の組織を採取して、病状をより詳しく診断します)を行なって腎炎の型を決定することが大切です。必要に応じて副腎皮質ホルモン剤や免疫抑制剤などの薬物療法が行なわれることがあります。
食塩を制限して血圧を管理する食事療法が基本ですが、なるべく安静にして身体を休めることも大事です。

同じ症状でも、何十年も正常な腎機能を保つ人がいる一方、腎機能の低下が速く、腎不全に陥る人もいるので、早期発見・早期治療および定期的な受診を心がけましょう。


 
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