気になる病気と症状辞典

まつげの根元にある皮脂腺や毛嚢腺に細菌が感染して化膿する病気

まぶたには、まつ毛の根元などに脂分を出す孔(皮脂腺・汗腺)があります。この部分が黄色ぶどう球菌などの細菌に感染し、化膿性の炎症を起こしたのが麦粒腫という病気で、「ものもらい」と呼ばれることもあります。

抗生物質の内服や点眼で治療します

まぶたや、その周囲を不潔にしていると、細菌に感染しやすくなります。プールに入ったあと、よく洗わなかったり、汚れた指や手で、まぶたをこすったりしていると、かかりやすくなります。
また、糖尿病や貧血、睡眠不足などが誘引となることもあります。これらの病気によって細菌に対する抵抗力が低下してしまうからです。

麦粒腫の症状
はれぼったい、なにかできている、などのまぶたの違和感が最初のサインとなります。次第にまぶたが赤くはれ上がり、強いかゆみや痛みを感じるようになります。たいていは炎症の部位が一点に集約されていって、やがてそこに膿がたまります。この膿が出て、朝起きると上下のまぶたが膿でくっついてしまって開かないほどになることもあります。しかしその頃は、病気はほぼ終わりの時期です。

麦粒腫の治療
局所の安静を保ち、抗生物質軟膏を塗ります。化膿がひどいときには、眼瞼上から初期には冷罨法(れいあんぽう=冷やす)、化膿しかけたら温罨法(おんあんぽう=温める)を行う場合もあります。

重症の場合は抗生物質の投与が必要なこともあります。内麦粒腫は、まぶたの内側から切開しないとなかなか治りにくいことがあり、爪で無理に膿を押し出したために、ひきつれなどを残すこともありますので、医師の診察を受けましょう。

排膿後、膿の一部が結膜などに残り、急性の結膜炎や眼瞼縁炎を起こすこともあります。麦粒腫を繰り返す場合には、治ったあと、1週間くらい抗生物質の点眼を続けます。


 
Copyright 2014 気になる病気と症状辞典 All Rights Reserved.