気になる病気と症状辞典

胃の粘膜が持続的に炎症を起こし、炎症が慢性的になる病気

胃の粘膜が持続的に炎症を起こし、炎症が慢性的になる病気で、アルコールやタバコあるいは熱いものなどの刺激が、慢性的に加わることが原因と考えられています。
また、患者の多くがヘリコバクター・ピロリ菌に感染していることから、その関与が疑われていますが、因果関係は証明されていません。

萎縮性胃炎の画像です

慢性胃炎は粘膜の炎症の状態により、次の3つのタイプに分類されます。

表層性胃炎
胃の粘膜表面に帯状、斑状の赤い炎症がみられます。そのまま萎縮性胃炎に移行するものものあります。

萎縮性胃炎
胃の粘膜が萎縮し、粘膜の組織が徐々に破壊されていくもので、慢性胃炎の中で最も多くみられます。胃液の分泌が悪くなるので、食べ物の消化や、食べ物についている細菌の浄化作用が十分にできなくなります。

肥厚性胃炎
胃粘膜の筋肉が緊張して、そのために、厚く硬くなった状態で、胃液の分泌が多くなります。胃酸過多症と同じような症状が現れます。

慢性胃炎の症状
症状が現れないことが多いのですが、上腹部痛、吐き気、胃もたれ、胸やけ、食欲不振などの自覚症状を訴える人もいます。

慢性胃炎の治療
胃腺の萎縮を完治させる方法はなく、対症療法に尽きます。傷ついた胃粘膜を保護するために、胃酸分泌抑制薬や胃粘膜保護薬を服用します。胃もたれなどに対しては、胃の働きを促進する薬を用います。


 
Copyright 2014 気になる病気と症状辞典 All Rights Reserved.