気になる病気と症状辞典

近くのものはよく見えるのに、遠くのものがぼやけて見える状態

近いところにはピントがあってよく見えますが、遠くにはピントが合わず、見えにくくなる状態です。角膜から眼底までの距離を眼軸といいます。眼軸が長いと、遠くのものを見たときに、網膜より手前に像を結び、写真でいうピンぼけの状態になります(軸性近視)。
また、レンズの役目をする水晶体の屈折が強いために、網膜より前方に像を結ぶ屈折性近視があります。
近視が急に進んだときには、糖尿病などの病気が原因の場合があるため、注意が必要です。

ほとんどが単純近視です

近視の症状
近くはよく見えるのに遠くがぼんやりして見えにくくなります。また子供のころからだんだん見えにくくなり、成人になって視力の低下が止まってくるのが「単純近視」です。
一方、「病的近視」とは、子供のころから視力が落ちてきて、成人になっても視力の低下が止まらないものです。また、眼鏡をかけてもきちんと矯正できません。網膜剥離や眼底出血を起こしやすくなります。

近視の治療
眼鏡やコンタクトレンズで、網膜上にきちんと像が結べるように矯正します。また水晶体を調節している筋肉に緊張を緩める薬を点眼することもあります。

近年では、レーザーによる近視矯正装置が承認され、仕事やスポーツで眼鏡やコンタクトレンズに不自由を感じて、近視の矯正手術を受ける人が増えています。

手術には次のような方法があります。PRK法は角膜表面をレーザーで切除する方法で、術後2日ぐらい痛みがあり、視力の安定までに約1週間かかります。
レーシック法は、角膜表面を弁状に剥がし、レーザーで内部の層を削った後、ふたのように戻す方法で、痛みが少なく、回復も早いとされています。

ただし、20歳以下の人、目の病気や全身疾患のある人は近視矯正手術を受けられないことがあり、術後、長期間の経過については、十分に確認されていませんし、老眼が始まるのを早める可能性もあります。


 
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