気になる病気と症状辞典

典型的な初期症状は数分前のことが思い出せない記憶障害

アルツハイマー病の典型的な初期症状は、昔のことはよく覚えているのに、数分前のことが思い出せないという記憶障害です。そのほか、抑うつ気分になったかと思うと多弁になるなど、情動的な変化もみられます。

認知症の半数はアルツハイマーが占めています

症状は徐々に進行していき、やがて、日時や場所、人と自分との関係がわからなくなっていきます。さらに、洋服の着脱などの日常的な動作が困難になり、家族の顔も判別できなくなります。最終的には会話も不能になり、寝たきり状態になります。

アルツハイマー病の原因
加齢に伴い、神経細胞を傷つけるタンパク質が脳内にたまって老人斑ができ、それによって神経細胞が変性して死んでしまい、全体数が減少するため知能機能が低下すると考えられています。

また、患者の脳を調べてみると、大脳にあるアセチルコリンという神経伝達物質が著しく減少していることも確認されており、この物質がさまざまな脳機能の障害とかかわっているとみられています。

アルツハイマー病の治療
現在、この病気を完治させる薬はありませんが、アリセプトという薬が、初期から中期のアルツハイマー病の記憶障害や学習障害を改善し、病気の進行を緩やかにする効果が確認されています。


 
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