背骨の一部を構成する腰椎に、負担がかかって炎症を起こす急性の腰痛です。原因はさまざまですが、主なものとしては、初老期以後では脊柱の変形性脊椎症、圧迫骨折、骨粗鬆症、若年者では腰仙部捻挫、椎間板ヘルニアなどがあります。
ぎっくり腰の症状
中腰で物を持ち上げたり、体を急にひねるなどの動作の瞬間に腰を突き抜けるような激痛が走ります。ひどい場合は腰を曲げたままその場で動けなくなり、歩行もおぼつかなくなります。腰だけではなく、手足を動かそうとすると、刺すような痛みを感じます。
ぎっくり腰の治療
布団に横向きに休んで、安静を保って消炎鎮痛薬の座薬や湿布、筋弛緩薬で治療します。通常は1週間ほどで痛みは和らぎますが、軽快しないときや下肢のしびれが生じたときは、腰椎椎間板ヘルニア、あるいは腰椎圧迫骨折などが疑われますので、整形外科を受診しましょう。

