気になる病気と症状辞典

強い尿意をもよおし、我慢できずに失禁してしまうことが日常的に起こる病気

2002年の国際尿禁制学会(ICS)で認められた新しい疾患名です。膀胱が脳からの指令を待たずに収縮して、強い尿意を引き起こします。原因となる病気には、脳血管障害や脊髄損傷による神経因性膀胱前立腺肥大などもありますが、原因疾患がないのに起こる突発性の過活動膀胱も少なくありません。

我慢できない強い尿意が特徴です
  1. 尿意を突然もよおして、我慢が難しいことがある。
  2. 尿をする回数が多い。
  3. 我慢ができずに失禁してしまうことがある。

1があてはまる場合は、過活動膀胱の疑いがあります。2と3の項目も該当する場合は、さらにその可能性は高くなりますので、泌尿器科もしくは尿失禁外来を設けている婦人科を受診しましょう。

過活動膀胱の症状
健康な人の場合、400〜500mlの尿がたまるとトイレにいきたくなるのですが、過活動膀胱では、100ml前後の尿がたまると強い尿意をもよおし、我慢できずに失禁してしまうことが日常的に起こります。また、頻尿になり、予感の就寝中でも失禁することがあります。

過活動膀胱の治療
自律神経に作用して、膀胱の過度の収縮を抑える抗コリン薬での薬物療法が中心となります。副作用として口が渇く、尿が出にくくなる、便秘、発汗などがみられる場合があります。


 
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