気になる病気と症状辞典

胃液や十二指腸液が胃から食道に逆流して、食道の粘膜に炎症を引き起こす

食道と胃の境界には噴門と呼ばれる部位があり、胃から食べ物や胃液が逆流してくるのを防ぐはたらきをしています。この噴門に障害が起こり、胃液や十二指腸液が胃から食道に逆流して、食道の粘膜に炎症を引き起こすのが逆流性食道炎です。

胸やけや嚥下障害が現れます

手術で胃を切除した人や、肥満気味の年配女性によくみられます。女性はもともと括約筋のしまりが弱く、太っていると腹圧が高くなるので、胃袋が圧迫されて、胃液や十二指腸液の逆流が起こりやすくなるためです。

逆流性食道炎の症状
胸やけがおもな症状です。そのほか、胸骨の後ろの痛みや、げっぷ、飲み込むときの痛みがあったり、飲み込みづらくなったりします(嚥下障害)。重症化すると、糜爛(びらん:ただれのことです)や潰瘍のために出血をともなうようになり、下血や吐血の症状を起こすこともあります。

逆流性食道炎の治療
軽症の場合は、寝るときに上半身を高くしたり、食べ過ぎや飲みすぎに気をつけるだけでも、ある程度は逆流を軽減できます。それでも改善しない場合は、胃酸の分泌を抑える働きのあるH2ブロッカーやプロトンポンプ阻害薬を服用します。


 
Copyright 2014 気になる病気と症状辞典 All Rights Reserved.