気になる病気と症状辞典

頭から足の指まで身体のあらゆる部位に運動・感覚障害が現れます

末梢神経とは、脳を除いた脊髄や手足までの神経を総称したものです。末梢神経障害では、しびれ、痛みなどの感覚障害、運動障害などが現れます。原因としては、腫瘍(脊髄腫瘍など)、脊椎疾患(後縦靱帯骨化症など)、圧迫(手根管症候群など)、外傷(脊髄損傷など)、ビタミン欠乏、中毒、原因不明のギラン・バレー症候群、がん治療の放射線照射の後遺症などがあります。

症状は頭から足の指まで現れます

末梢神経障害の症状
症状は、運動障害や感覚障害などが、一時的なものも進行して重度になるものもありますが、頭から足の指まで身体のあらゆる部位に現れます。症状はその原因によって多様です。

末梢神経障害の検査と診断
症状は自覚的なものなので、しびれや痛みを感じる部位、発症の様子、進行性などを聞きます。その痛みに沿って皮膚の変化があるかないか、抹消動脈の脈を触れるかを診ます。さらに触覚、痛覚、温度感覚、振動感覚や手足の運動を神経学的所見から把握します。

これらの所見から推測される原因によって必要な検査を進めます。骨の単純レントゲン撮影、CT、MRI、血管造影検査、脳脊髄液検査、血液検査などを行います。こうした症状と検査結果から診断します。

末梢神経障害の治療
治療は原因によって多様です。打撲による神経の痛みは日数が経てば自然治癒しますが、がん性疼痛はモルヒネなどの薬でも軽減できないこともあります。
治療は、冷湿布、局所麻酔剤の注射、神経ブロック、骨の変形や脊髄腫瘍などの手術、消炎鎮痛剤などの薬物です。これらの治療は原因療法と対症療法などが混在しています。


 
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